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口頭

紫外線を用いた硝酸を含む溶液の処理手法の開発

清水 恒輝

no journal, , 

硝酸イオンを含む廃水は一律排水基準(亜硝酸化合物及び硝酸化合物の合計100mg/L)未満となるように処理する必要がある。一般に、当該廃水は、硝酸イオンの蒸発回収処理やイオン交換樹脂による吸着処理等で処理されるが、硝酸イオンが施設内に残るという課題がある。本試験は、紫外線を用いて施設内に硝酸イオンを残さない処理方法を開発する。硝酸イオンは、紫外線により亜硝酸イオンに還元され、スルファミン酸の存在により窒素まで還元される。反応式は、NO$$_{3}$$ $$bar{ }$$$$rightarrow$$NO$$_{2}$$ $$bar{ }$$ +$$frac{1}{2}$$ O$$_{2}$$、NO$$_{2}$$ $$bar{ }$$ + H$$_{3}$$SNO$$_{3}$$$$rightarrow$$N$$_{2}$$+HSO$$_{4}$$ $$bar{ }$$ +H$$_{2}$$Oの2つである。硝酸イオンは、紫外域に約200nmと約300nmの2つの吸光ピークがあり、前者は後者に対し、約1,300倍感度が高く、還元能力も約1,300倍高いと予想される。低圧水銀ランプ及び高圧水銀ランプを用いて硝酸イオン分解試験を行った結果、当初の予想に反するものの低圧水銀ランプは、高圧水銀ランプに比べ、最大2.5倍硝酸イオンの還元に優れていることを確認し、低圧水銀ランプの優位性を確認した。また、紫外線照射後のスルファミン酸の添加により亜硝酸イオンが分解、減少することを確認した。これらの結果から本手法の開発に有効な基礎データを得た。

口頭

紫外線を用いた硝酸を含む溶液の処理手法の開発,2

清水 恒輝

no journal, , 

硝酸イオンを含む排水は、一律排水基準(基準値:亜硝酸化合物及び硝酸化合物の合計の濃度が100mg/L)未満となるように硝酸イオンの蒸発回収処理やイオン交換樹脂による吸着処理等で処理されるが、硝酸イオンが施設内に残るという課題があるため、紫外線を用いて施設内に硝酸イオンを残さない処理方法の開発を行った。平成29年度の結果を基に平成30年度は低圧水銀ランプ及び高圧水銀ランプの併用に加え、200nmと300nmの紫外線を同時に発するメタルハライドランプ(MHランプ)及び重水素ランプを用いて、亜硝酸イオンの生成量の変化を確認した。また、紫外線ランプの高出力化が容易なMHランプと高圧水銀ランプを用いて紫外線を長時間照射する試験を行い本処理手法の有効性を確認した。結果は、MHランプを単独で使用するより、低圧水銀ランプと高圧水銀ランプを併用する方が還元に優れていることが分かった。また、紫外線とスルファミン酸による処理プロセスが有効に機能し硝酸イオンの処理ができた。この結果から、本法は硝酸を含む溶液の処理に有効であることを確認した。

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